インフルエンザワクチン、お子さんと保護者の方など、ご家族一緒に接種可能です
なんでもお聞きください
今年のインフルエンザワクチン、接種するかお悩みではありませんか。
2023年9月時点で、学級閉鎖なども尼崎市内で始まっており、更なる流行が懸念されております。
インフルエンザが流行すると、重くなる方も乳幼児・小児でも増えてしまいます。
予防接種ですので、基本的にメリットとデメリットの比較ですが、
ご自身やご家族、一人一人をインフルエンザによる様々な体や社会的影響から守るためには、
メリットの方がだいぶ大きいという立ち位置です。
尼崎市 森下小児科アレルギー科は、インフルエンザワクチンを推奨しておりますが(勿論強制することはありません)、
是非インフルエンザワクチン専用ページをご覧いただき、接種ご検討下さい。
悩むことがあれば、どうぞお気軽にご相談下さい。
・インフルエンザ重症化予防効果
インフルエンザワクチンの大きな効果の一つに、インフルエンザの重症化予防があります。
インフルエンザ脳炎、脳症、重症肺炎などをかなり減らします。
乳児こそ、インフルエンザ脳炎などを予防したいため、乳児だから接種しない、ことは必ずしも推奨はされません。
入院リスクの高い、生後6か月~6歳は、特に接種が推奨とされております。
・インフルエンザ発症予防効果
重症化予防だけでなく、インフルエンザにかかってしまうこと自体も、6割(1回接種)~8割(2回接種)ほど減らすとされています。
年齢によっても多少効果は異なり、幼いほど、インフルエンザワクチンの発症予防率はやや下がりますが(概ね50%ほどの発症予防とされています)、予防接種を2回行うことで効果を高めます。
インフルエンザワクチンは、発症予防率は、多くのワクチンのように90%超えとはなっておりませんが、インフルエンザにかかるとかなりしんどくなってしまう確率が高い事と、園や学校、仕事を休まないといけない期間が多くの風邪より長いため、予防のメリットは大きいです。
・家族や周囲への感染予防効果
多くの方がインフルエンザワクチンを接種することで、周囲に広がることが減ります。
受験の時だけ接種するという考え方も一つの例としてはありますが、
受験生の方などは、本人だけでなく、ご家族も一緒に接種することが推奨されます。
(当院では、どの年齢の方も家族一緒に接種出来る枠を設けています)
~コラム~
インフルエンザワクチン
森下小児科アレルギー科 院長森下英明は、アレルギーや免疫(ワクチン含む)、感染症が専門ですが、静岡県立こども病院時代は、PICU(小児集中治療室)という、重症のお子さんばかりがいるフロアで研修していた時期があります。
(兵庫県立こども病院PICUも、初期研修医時代に3ヶ月お世話になりました。)
PICUの患者さんは重症ばかりですが、後遺症が残る可能性のお話もせざるを得ないことがあります。インフルエンザ脳症を含む、いつでも誰にでも起こり得る、重い疾患も多かったです。
― ワクチンで防げるものがある ―
その中で、「予防できた重症疾患」もあれば、「どうしようもなかった重症疾患」があることも実感致しました。
インフルエンザ脳炎・脳症も、毎週のように誰かが搬送される時期がありますが、多くがインフルエンザワクチンを打っていない方でした。インフルエンザワクチンを接種していると、インフルエンザにかかること自体は5-8割減る程度ですが、重症化の予防効果はさらに高いです。
日々の生活が一変するようなインフルエンザ脳症を、ワクチンでかなり予防できるので、こども病院PICUで働くと、インフルエンザワクチンはデメリットよりも圧倒的にメリットが大きい事を数字上以上に、実感します。
ワクチンとなると、どうしてもデメリットに目がいきがちですが、メリットの方にも目を向けてみませんか。卵アレルギーをお持ちなど、デメリットの方も心配という方の、個別のメリット・デメリット比較も見繕いますので、ご心配な方は気軽にご相談ください。
森下小児科アレルギー科
森下英明
森下小児科
アレルギー科
森下英明
細かいメリット・デメリットの比較はありますが、
院長家族は毎年全員接種しております。
令和5年10月~令和6年1月31日
診療日全てにワクチン専用時間を設けており、インフルエンザワクチン専用時間もその中に設けます。
また、土曜日にはインフルエンザ専用時間を別途設けます。
また、夕診を含め、通常診療時間内にも、適宜インフルエンザ接種枠を用意しておりますので、WEB予約取得時に開いている接種枠からご予約下さい。
※ただしコロナワクチンとの同時接種はコロナワクチン専用時間に行います。
※1月以降は予約枠がかなり少なくなります。2回接種(13歳未満)の方はなるべく12月中に接種を完了していただくようお願いします。
WEB予約はこちらから
◎お子様と一緒に、ご家族もご予約取っていただけます。
◎生後6か月以上12歳以下は2回接種(標準的接種間隔は2~4週間)となっております。
予約枠に限りがございますので、1回目予約時に2回目のご予約も取っていただくようお願いします。
下記のボタンから、問診票をダウンロード出来ます。人数分の予診票を記入した上で来院していただくようお願いします。
当院にも予診票の準備がございますので、事前にお取りいただくか、予約時間よりお早めに来院いただき、院内で記載いただくことも可能です。
院内記載の場合は、予約時間より、15分ほどお早めに来院くださいますようご協力宜しくお願い致します。
※価格は全て税込み価格です
年齢 | 接種回数 | 価格 |
---|---|---|
生後6か月~13歳未満 | 2回 (2週~4週 あけて接種) |
1回あたり 3000円 |
13歳~64歳 | 1回 | 3000円 |
65歳以上(尼崎市民) | 1回 | 1500円 |
65歳以上(阪神間6市1町) | 1回 | 1500円 |
65歳以上(上記以外の他市) | 1回 | 3000円 |
妊婦さんなど (通常の3000円ワクチンも使用可) ※チメロサールフリーインフルエンザワクチンの場合 詳しくはこちらをご覧ください |
1回 | 3500円 |
インフルエンザワクチンとコロナワクチンの同時接種が可能です。
ご予約は連携施設のめぐみ内科・糖尿病内科(当院建物3階)でお取りできます。
ネット・ご来院で予約可能です。コロナワクチンとの同時接種希望とお伝え下さい。
2種類のワクチンを安全に接種していただくため、同時接種をご希望の方はコロナワクチン専用時間でのご予約になります。(10月末頃に接種を予定しています。)
コロナワクチンについては、こちらをご覧ください。
めぐみ内科・糖尿病内科のWEB予約 はこちらです。
接種費用 | 1回につき3000円 |
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接種回数 | 2回 |
接種間隔 | 1回目から2週間~4週間あけて2回目を接種 |
当日の 持ち物 | ① インフルエンザ用予診票 ② 母子手帳 |
下記のボタンから予診票をダウンロード出来ます。事前にご記載の上お持ち頂ければ待ち時間を少なく接種可能です。
コピーができない場合は、当院にも予診票の準備がございますので、こちらをご覧ください。
接種費用 | 1回につき3000円 |
---|---|
接種回数 | 1回 |
当日の 持ち物 | インフルエンザ用予診票 |
下記のボタンから予診票をダウンロード出来ます。事前にご記載の上お持ち頂ければ待ち時間を少なく接種可能です。
コピーができない場合は、当院にも予診票の準備がございますので、こちらをご覧ください。
下記の表でご確認ください。
65歳以上の方(尼崎市民の方)
接種費用 | 1500円 |
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接種回数 | 1回 |
当日の 持ち物 | ①保険証 ②インフルエンザワクチン予診票 (65歳以上の方は3枚つづり) ※予診票は接種日までに、当院へ取りに来ていただければ、待ち時間を少なくご案内できます。 |
65歳以上の方(阪神間6市1町に住民登録有)
接種費用 | 1500円 |
---|---|
接種回数 | 1回 |
当日の 持ち物 | ①保険証 ②インフルエンザワクチン予診票 (3枚つづり) ※予診票は接種日までに、当院へ取りに来ていただければ、待ち時間を少なくご案内できます。 ③予防接種依頼書(必須)お住まいの保健所にて発行 ※当日お忘れになりますと3000円の自己負担額のお支払いになりますので手続き、発行をして当日に必ず持参してください。 |
上記以外の他市の65歳以上の方
接種費用 | 3000円 |
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接種回数 | 1回 |
当日の 持ち物 | ①インフルエンザ用予診票(お持ちの方) インフルエンザ予診票は接種当日に当院でお渡しできます。 ②予防接種依頼書(必須)…住居地の保健所にて発行 ※当日お忘れになりますと接種できませんので必ず持参してください。 |
下記の表でご確認ください。
13歳~64歳の方(尼崎市民・尼崎市以外在住の方)
接種費用 | 3000円 |
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接種回数 | 1回 |
当日の 持ち物 | インフルエンザ用予診票 |
インフルエンザ予診票は接種当日に当院でお渡しできます。
下記のボタンから予診票をダウンロード出来ます。事前にご記載の上お持ち頂ければ待ち時間を少なく接種可能です。
65歳以上の方(尼崎市民の方)
接種費用 | 無料 |
---|---|
接種回数 | 1回 |
当日の 持ち物 |
①生活保護受給者証 予診票に受給者番号を記入する項目があるのでお持ちください。 ②インフルエンザワクチン予診票(65歳以上の方は3枚つづり) ※予診票は接種日までに、当院へ取りに来ていただければ、待ち時間を少なくご案内できます。 |
65歳以上の方(阪神間6市1町に住民登録有)
接種費用 | 無料 |
---|---|
接種回数 | 1回 |
当日の 持ち物 |
①生活保護受給者証 予診票に受給者番号を記入する項目があるのでお持ちください。 ②インフルエンザワクチン予診票(3枚つづり) ※予診票は接種日までに、当院へ取りに来ていただければ、待ち時間を少なくご案内できます。 ③予防接種依頼書(必須)お住まいの保健所にて発行 ※当日お忘れになりますと3000円の自己負担額のお支払いになりますので手続き、発行をして当日に必ず持参してください。 |
65歳以上の方(上記以外の他市の方)
接種費用 | 3000円 |
---|---|
接種回数 | 1回 |
当日の 持ち物 | インフルエンザ用予診票 |
インフルエンザ予診票は接種当日に当院でお渡しできます。
下記のボタンから予診票をダウンロード出来ます。事前にご記載の上お持ち頂ければ待ち時間を少なく接種可能です。
生後6か月からインフルエンザワクチン接種可能です。
1歳以上にしか使えないインフルエンザワクチンも1種類だけ日本で流通しているため、当院では可能な限り、低年齢から使えるインフルエンザワクチンを採用しています。
通常、インフルエンザワクチン接種後2週間程度から効果が出てきます。
インフルエンザの潜伏期は数日の為、家族が発症してからの接種では間に合わず、早めの接種を推奨いたします。
乳幼児(特に生後6か月~6歳。米国では小児は18歳までを積極的インフルエンザワクチン接種対象者とされています。)、
65歳以上(尼崎市内の方は1500円で接種可能です)、
妊婦(別途QA参照)、
基礎疾患をお持ちの方(特に免疫不全者、気管支喘息患者、糖尿病患者、心臓・肺・腎疾患の方)
受験生や大きなイベントを控えている人
医療、介護、保育などに関わる方
上記の方のご家族、などが特に推奨されます。
一般的には10-12月に接種です。
2回接種の場合、10月に1回、11-12月に1回なども多いです。
考え方として、効果の持続期間が5か月前後とされており(※個人差があります)、インフルエンザ流行タイミングと、ご自身の生活で出来る限りインフルエンザに振り回されにくくしたいタイミングとの兼ね合いです。
10-4月程度(2023年からはそれ以外の時期にも流行することがあり、さらに難しくはなっていますが・・)のうち、特に効かせたいところはあるでしょうか。
2.3月に受験がある→受験時期と、その勉強期間を合わせると、11-12月に1回。ただ、2回接種の場合、期間を優先して1回目を10月早期として長く効かせる考え方も、1.2回目ともを3月に効かせるために共に11月以降として受験日前後に2回分効かせたいとする考え方もあります。
2023年は9月時点で学級閉鎖・学年閉鎖なども起きており、早期に接種する考え方もあります。
悩む方は、ご相談ください。
1回目と2回目は、生後6か月~12歳は2週間以上、13歳以上は1週間以上空けることとなっております。
4週間以内とされておりますが、特に5.6週後以降となっても差し支えはありません。(海外では4週間以上あけて接種とされている国も多いです)
2週間よりは、4週間空けた方が効果が高いとされるデータもありますが、こだわる必要はありません。
完全に同じ株(インフルエンザの種類)であればすぐはかかりませんが、インフルエンザワクチンはすぐ種類が変わりますので、以前かかっていても再度かかることがあります。
また、インフルエンザワクチンの免疫の付き方として、既にあるインフルエンザへの免疫memoryを刺激しているため、実は罹ったことのある人の方がより免疫がつきやすいです。
勿論、罹ったことのない人にも、生まれながら少しインフルエンザに対する抗体(免疫)があり、インフルエンザワクチンを接種することで、もしかかった際にも重症化予防効果を期待でき、それが更なるインフルエンザ免疫の経験値となるので、接種の価値は十分高いです。
免疫不全者などには2回接種可能です。
受験生など他のご都合の方でも、インフルエンザワクチンの在庫数が日本全体で希望者より少なかった年は受けておりませんでしたが、今年は足りるとのことですので、ご希望があれば接種可能です。
13歳以上の場合は、12歳以下と異なり2週間でなく、1週間あければ接種可能です。
インフルエンザワクチンは、他のワクチンと同時接種も可能です。
3個以上のワクチンとも同時接種可能ですが(1歳で Hibワクチン、肺炎球菌ワクチン、おたふくかぜワクチン、MRワクチン、水痘ワクチンと合わせて6つ同時接種となることも有り得ます)、
コロナワクチンと同時接種の場合のみ、コロナワクチンとインフルエンザワクチンの2つのみと日本のルールでなっております。
卵アレルギーのほとんどの方は接種可能です。最重症の方のごくごく一部に注意を要する方が全くいないとは言えませんが、ご相談いただければあなたの接種可否について、当院としての考えを必ずお答えいたします。
米国では、卵アレルギーのある方も、重症のアレルギー反応に対応出来る医療者がいる状態で、通常の接種を行うとなっております。卵アレルギーの方のインフルエンザワクチン接種で起こったことはありませんが、当院はアナフィラキシーなどの重症アレルギー反応への対応も可能です。
卵アレルギーのほとんどの方は、卵アレルギーがない方同様(卵以外の成分での副反応は、他の方と同程度あり得ます)に、接種可能です。
腫脹は、必ずしも翌年も同様のことになるとは限らず、以下のような対応がとれます。
事前に教えて頂ければ、標準的接種法と少しだけ変え、可能な限り腫れにくくする接種方法をとらせていただくことも可能です。
また、母子手帳で腫れた時のワクチン製品を教えて頂ければ、対応出来ることもあります。(ワクチンの流通により出来ないこともあります。)
また、防腐剤の少ないインフルエンザワクチンで接種することも可能です(事前予約制で、値段が上がります)
また、それでも腫れが強い場合、勿論治療も可能です。
選択肢はいくつかありますので、ご相談ください。
2023年はまだ国内一般流通は認可されておらず、当院では海外からの取り寄せもおこなっておらず、2023年度は予定がありません。
基本的に、日本の通常のインフルエンザワクチン(不活化ワクチン)は問題ありません。
妊娠4か月までにインフルエンザワクチン接種を受けた母から生まれた乳児の、奇形発生率は増加せず、また、妊婦のみの特別な有害事象はなかったとされております。自然流産率、先天異常発生率なども特に増えはしなかったと報告されております。
また、妊婦さんへのインフルエンザワクチン接種は、妊婦のみならず、生後6か月までの児にも効果があると報告されている論文もあります。(乳児本人が接種出来るのは生後6か月以降です)
以上より、日本でも欧米でも、インフルエンザシーズン中の妊婦へのインフルエンザワクチン接種を妊娠週数に関わらず推奨しています。
授乳婦さんのインフルエンザワクチンも、勿論特に授乳婦のみ気を付ける注意点はありません。
ただ、チメロサールフリーという、妊婦用インフルエンザワクチンもあります(昔、妊婦さんへのインフルエンザワクチンのデータが少なかったころに開発されました)。
妊婦さん、授乳婦さんのワクチンは、森下小児科アレルギー科、めぐみ内科・糖尿病内科、どちらでも接種可能です。
妊婦さんにはチメロサールフリーのインフルエンザワクチンでないといけないということはありませんが、ご希望の方には事前取り寄せ致しますので、診療時間内にお電話ください。
当院は、ご家族一緒に接種しております。
両親が1回接種、お子さんが2回接種の場合、一例として、
1回目:母とお子さん
2回目:父とお子さん
と予約をお取り頂けます。
同居のご家族の方は祖父母の方なども接種可能です。
当院のWEB予約ページから、12歳以下のお子さんの生年月日の方で、インフルエンザワクチンのご予約を開始ください。
森下小児科アレルギー科